死んだら自然に還りたいという人へ
最近死んだあとに一般的なお墓ではなく、自然の中に還る自然葬を望む人々が増えていると言われています。
これは一体なぜなのでしょうか。
これまで多くの日本人は、お墓を守るということを大切な家族の務めと考えてきました。
もちろん、この考えは今も基本的に変わってはいないのかもしれませんが、戦後急速に核家族化が進み、近年は少子化がこれにと伴って、家族親族がどんどん小さくなってきています。
その流れの中で先祖のお墓を誰かが守らなければならないという考えが、少し変わってきているようです。
先祖だけではありません。
自分自身の最期についても同様に、先祖・家族の墓に一緒に入らなければならないと考えなくなってきているのでしょう。
このような流れの中で生まれてきたのが、自然に還りたいという思いです。
西洋のキリスト教的な思想では、人は神によって土から造られ、最後はまたその土に還ると考えます。
そのために土葬するわけですが、日本人も本来は自然に還ることを望んでいる人は少なくないのです。
法律上の規制があるので、どこでも遺骨を埋葬して良いわけではありませんが、許可された場所において土に埋めてもらえる自然葬は、これからどんどん広がっていく可能性があります。
東北の仙台市では、禅興寺の樹木葬が注目されています。
美しい森の中の樹木の下に骨を埋めてもらいます。
宗教宗派を問わず誰でも利用することができ、費用も一律35万円と良心的なのも魅力です。
